大腸癌の疫学 |
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G Launoy, MD, Registre des tumeurs digestives du Calvados, Caen, Equipe associée INSERM/InVS, France |
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世界における大腸癌の発生率 世界における大腸癌の現状 家族歴を有する高危険度群 危険因子 References |
1.
世界における大腸癌の発生率
大腸癌は世界で
4
番目に罹患率の高い癌腫である。世界の
3
分の
2
以上の症例は先進国で発生し、そこでは男女ともに
2
番目に頻度の高い癌腫となっている
(
Parkin
et al.
, 1993
)
。発生率が最も高いのは北アメリカ
(USA
とカナダ
)
とオセアニアである。それらの地域では、登録年間発生率はしばしば男性に多く人口
10
万人あたり
40
人以上で、女性では人口
10
万人あたり
30
から
40
人の間である。北米で人種による違いを検討すると、白人と比較してアフリカ系アメリカ人で発生率が通常高い。発生率が最も低い地域
(
人口
10
万人あたり
10
人以下
)
はアフリカ、南米と男性の発生率が非常に高い日本を除くアジアである。ヨーロッパ諸国の発生率は北米とその他の地域の間であり、東および南ヨーロッパ諸国では発生率が最も低い。
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世界における大腸癌の発生率 世界における大腸癌の現状 家族歴を有する高危険度群 危険因子 References |
2.
世界における大腸癌の現状
世界の様々な地域における大腸癌の傾向調査による死亡率は慎重に解析される必要がある。実際ある地域における死亡率はこの癌腫に対する治療法の変化
(
対処法、診断、治療
)
を反映する場合もあるし、実際に癌腫の発生率の変化も反映する。このため人口調査より得た発生率を、死亡率と比較することが重要である。癌研究に関する国際的企業
(Lyon)
のデータによれば、ほとんどの先進国とヨーロッパでは同様に最近
10
年間で大腸癌の発生率は増加の傾向にある
(
Coleman
et al.
, 1993
).
増加率は日本が最も多い。米国では
1980
年代から全人口に対する増加率は緩やかになったものの、アフリカ系アメリカ人では増加し続けている
(
Chow
et al
., 1991
).
欧州では大腸癌の発生率は東欧諸国とスペインのような南欧諸国で著明に増加している。一方、北欧諸国での発生率には大きな変化がない
(
Jensen
et al.
, 1990
).
フランスでは大腸癌の頻度はゆるやかに増加している。
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世界における大腸癌の発生率 世界における大腸癌の現状 家族歴を有する高危険度群 危険因子 References |
3.
家族歴を有する高危険度群
癌の家族歴は一般的な疾患よりも大腸癌の危険因子と関連している。いくつかの疾患では明らかな遺伝性が証明されており、関連遺伝子も同定されている。一方、遺伝子の関与がはっきりと証明されていないが、いくつかの遺伝子が環境因子とともに恐らく関与していると考えられる疾患もある。
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世界における大腸癌の発生率 世界における大腸癌の現状 家族歴を有する高危険度群 危険因子 References |
4.
危険因子
大腸癌はその危険因子に関する研究が最も進んでいる癌の一つである。ある種の他の癌と異なって、大腸癌ではひとつの環境因子を排除することで有意に発生率が減少することはない。様々な遺伝子変異が大腸癌の発育進展と関連付けられているように、様々な環境危険因子が大腸粘膜の腺腫ポリープ化、もしくは癌への変異に、ある種の役割を演じていることが示されている。
(Fig.4).
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世界における大腸癌の発生率 世界における大腸癌の現状 家族歴を有する高危険度群 危険因子 References |
5.
References
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